Greetings
ごあいさつ
サイトタイトル
100年健康住宅のレンガの家にようこそ
はじめに
はじめまして、オーナーの長谷川です。
私たちは祖父が建てた築45年の家に住んでいました。祖父には感謝しかないですが、夏は暑くて湿気が多くかびがはえ、冬の窓には滝のように水が流れすきま風が入る家でした。老朽化が進み耐震性など問題があり、そろそろ家を建替えようと考え調べはじめました。
すると海外では年数が経つほど住宅の価値が上がるというのに、日本の住宅は20~30年ぐらいすると価値がなくなり、建て替えを繰り返している事実がわかり不思議でなりませんでした。
高温多湿の気候に問題があるのか?地震が多いからなのか?売らないと儲からないハウスメーカーの立場からなのか?そこには様々な理由があると思います。
でも、私は住めば住むほど味が出る快適な家に長く住みたいと思ってました。そうしたら見つけることができました。
~100年健康に住める古くて新しいレンガを使った住宅に~
私たちもこれから住めると思うとワクワクしています。
前に思っていたレンガの建物のイメージは
そもそも、レンガ建築物は東京駅、みなとみらい赤レンガ倉庫などに代表されるように昔の大きな建造物や店舗に使われるイメージで一般住宅だと思っていませんでした。
またレンガ風の家を見たことがあるですが、外壁のレンガやタイルがその重さでいくつかはがれていたり、塗ったものは色あせしたりして残念な状況になっているところが多数ありました。このようなことから装飾が多くなると耐震性の問題があり、頻繁に修理が必要になるのかとも思っていました。
そんな中で、レンガの家を施工する会社のホームページを見たのですが、なんとメリットの1位が耐震性となっているのは驚きました。しかも外壁のメンテナンスがいらない?
私はその説明を求めたのですが、次の一言で理解しました。
~ レンガは建物に直接貼るのではなく建物の周りに積む ~
私たちが住む家はレンガ風でも、貼りレンガでもなく「レンガ積み」の家です。構造でいえば木造・レンガ積みの家です。この建物本体にレンガがくっついていないことによって様々なメリットがあります。
レンガ積みのメリット
大きく5つあります。
①耐震性 ステンレス筋を縦横に配筋し強度を高めています。建物本体もタイル外壁などの重さがないのでダメージを受けにくいです。基礎の配筋(通常住宅の倍以上の本数)もすごいです。
②耐火性 1140度と高温で焼いたテラコッタレンガを使用しています。高温で焼いて作っているので類焼の可能性は低いです。セラミック化しているのでコケなども付きにくいそうです。
③耐久性 メンテナンスフリー。レンガは経年劣化でなく、革製品のように経年良化していきます。そもそもレンガが建物本体とくっついていないのでひびなど入っても雨漏りなどはないです。屋根も30年以上持ちます。
④断熱性・畜熱性 夏涼しく、冬暖かい家です。電気代が少なくて済みます。冬は1階の床暖房を使用する予定ですが、その熱が2階まで上がっていくのではないかと予想されています。
⑤遮音性 壁が厚いので静かです。中は木造なので隣の部屋との間を厚くしてもらっています。
もっと詳細をお知りになりたい方は施工会社のホームページをご覧ください。 株式会社せらら工房
良いのは外見だけではありません
私たちが注文を依頼した施工会社はレンガを使うのは結果でなく、あくまで良い家づくりのための手段と考えています。湿気がこもること、結露が発生することを家にも人にも良くないと定義しています。その結果断熱性・遮熱性・換気性に優れた工法で家を建てています。
最近は特に夏が暑くなり熱中症で倒れたなどというニュースを頻繁に聞くようになりました。湿度が高く暑さが続くと、質の悪い住宅では家の中でも熱中症になってしまうそうです。 また、6月など湿気が多い時期だとカビが、冬には温度差で結露が発生します。これが体に悪いことはいまさら言うまでもありません。
人も家も快適に過ごすために、人が住もうが住まないか、風通しが良いか悪いか、季節にも関係なく湿気や結露がない設計としています。
各部屋にはほこりや花粉などを防いだうえに2時間で部屋の中の空気を入れ替えてしまう換気システムが作動しています。また、浴室にランドリーパイプをつけていますが、電気代がかかる浴室乾燥器はつけていません。なぜなら、翌朝になると乾いてしまうからです。浴室は水を使うのでカビなどが発生しやすい場所ですが、個別換気で特に重点的に換気することによって乾燥させてしまいます。
モデルハウスに泊まった印象だと、ちょっと乾燥しすぎるところもあると感じました。よって、人によって感じ方は違うと思いますが、空気清浄器と除湿器は必要なく加湿器のみを持っておいた方が良いと思いました。
設備はどうなのか?
賃貸住宅だと場所そのものの価値、駅からの距離、部屋面積、構造などで家賃が決まり、設備というのはあるかないかで判断されてほとんど家賃に影響しません。つまり、賃貸住宅は家自体もそうですが、設備費をいかに安く抑えるかというところで建設することが多くなります。
安く作るということは経営という視点からは重要と思いますが、私たちも住む家ですし、入居者の方に長く住んでいただけるにはどうしたら良いか、自分たちが住んだら快適なのかという視点で自分の住宅部分以上にいろいろ知恵を絞りました。サイズなどの問題で一部賃貸用の仕様もありますが、基本的に賃貸用でなく戸建住宅用の仕様となっています。
☆床(フローリング)・クロスは同じ仕様です。
☆壁・床などに遮音対策を施しています。
☆料理をしながら会話やTVが楽しめる対面式キッチンを採用しました。
☆キッチンの前を貼りレンガにしました。レンガには跳ねた油などを分解する効用もあるようです。
☆ランドリーパイプをつけてもらいました。換気システムにより朝には洗濯ものが乾いてしまいます。
☆上位機種の再熱除湿型エアコンを設置しています。再熱除湿とは室温を下げず除湿できる機能です。
☆洋室とLDK部分にはお好きなライトをつけられるよう引っ掛けシーリングとしました。
☆2階階段内に防犯カメラを設置しました。人が通ったときに作動する人感式にしています。
☆アンテナ端子を2つつけました。基本はTVとLANで2つ使います。
☆標準でケーブルTV(YOUTV)の無線・有線LAN2ギガ使い放題としました。(令和6年5月より)
☆ケーブルTVの工事により基本的なBS/CSが無料で見えるようになりました。
(NHK・WOWOW・スカパーなどは個別契約、別途分波器が必要)
☆YOUTVにしたことにより、固定電話(ソフトバンク)を引く場合の月額基本料が低額で契約できます。
もちろんNTTも契約できます。
定期借家契約にする訳とは
この物件は再契約型の定期借家契約です。定期借家契約とは契約期間の満了に伴って賃貸借が終了する契約です。
契約期間満了ごとに再契約をしますので継続してご入居いただけます。基本的には末長くお住まいいただければと思っています。ただし契約を守れない方(賃料を支払わない・夜中に騒ぐ・建物を汚すなど)とは再契約いたしません(契約期間が満了したら退去していただきます)。これによって物件全体の環境が良好に保たれます。契約を守る方にとっては住み心地の良い物件となります。
また、転勤や療養などやむを得ない事情があるときは賃借人からの中途解約もできますので安心してお住まい頂けます。
マイナスポイント
最後にこの物件の弱点と思われる点を挙げておきます。
☆オートロックの入り口でない 部屋数が少ないのでやめました。防犯カメラを設置しています。
☆駐輪スペースが少ない 1部屋1台まででお願いします。
☆宅配ボックスを設置する場所がない 不在が多い方はコンビニ受領など工夫をお願いします。
☆エアコンが増設できない 相当な暑がり、寒がりの方でなければエアコン1台で大丈夫とのことです。
☆TVコンセントを増設できない 電波出力のバランスの関係上そうなってます。
☆犬・猫などのペット飼育は不可
☆楽器類の演奏、運動器具の使用など隣に振動や大きな音が出るものの使用は不可